いよいよ審査会まで一週間をきりました。
今日のみんなの気合も素晴らしかったです(^^♪
それでね、みんなご存知の通り、宮浦教室では審査用紙を渡すとき、なるべく「受審できるよ。」ってみんなに師範代から声をかけないようにしています。
その訳は、チャンスは自分で取りに行って欲しいし、それ相応の努力をして受審して欲しいからです。
よく田畑師範からも、
「審査に棚から牡丹餅はない!チャンスは一回きりだ!そのつもりでチャンスを掴め!!」
って言われてきたし、今も言われます。
そんな中、勇気を振り絞って師範代に「受審していいですか?」って言ってくれるんですが、やっぱり、審査規定や色々なことを考えると、まだ早いかな。ってことでお断りすることも多々あります。
当然、上の帯を受審しようと思えば思うほど、一生懸命稽古や自主トレをしたりして、それ相応の努力をしなければならなくなります。
だから、受審したくて自主トレなどして頑張ってきた人は、頑張った分だけ、お断りすると悔しくて涙をこぼしてしまう人もいます。
だけどね、師範代は、ちゃんとわかってるし、そしてちゃんと見てるよ。
頑張っていることを。
だけど、みんなの可能性や成長などを考えた時、心を鬼にして断るんです。
そして、その成長や可能性とかは、一人一人が違う。
規定をすぐに出来るようになる人もいれば、時間がかかる人もいます。規定が出来ていたとしても、帯のレベルに合わせて、稽古中もっと頑張んなきゃだめだよ。っていう人もいます。
だから、みんな一緒じゃないかもしれません。
自分のプライドを持てるような帯じゃなきゃダメだよ。と田畑師範は言います。
だから、帯をとるのが早いのが良いとか悪いではないんです。
その帯に対して、自分が自信を持てるような取り方が良いと思っています。だからこそ、一人一人と向き合い、一人一人のことを真剣に考えてるからこそ、一人一人に言うことが違うのかもしれません。
話しはそれてしまいますが、あんまり強気で、人の事を傷つけそうな人には、「そんなに強く出すぎちゃだめだよ。」って言います。
逆に、弱気で、人から舐められちゃいそうな人には、「おどおどしちゃだめだよ。絶対舐められちゃだめだよ!」って言うと思います。
強い人には優しさを、優しい人には強くなることを教えなきゃって思います。
だから、一人一人に言うことは違ってしまいます。
田畑師範も、一人一人良いところを見極めて伸ばしてくれました。
でも、みんなに共通して言えることは、人って色んな何かを乗り越えて生きていきます。それで乗り越えていくたびに、人の魅力って出来てくる。人の魅力って、いろんなことに挑戦しながら、悔しい思いをしながらも、腐らずに自分を変えてきた人ほど大きくなっていくんだと思います。

師範代は、みんなの成長を誰よりも願ってます!
くじけずに、がんばれ!(^^)!
師範代もみんなに負けないように、魅力的な人間になれるようがんばんなきゃ(^^;)
後世畏るべし!
押忍!!